シニアに嬉しいのんびり海外クルーズ旅行
西カリブクルーズ旅行のためにダイビングの免許をとった私たち夫婦は、まだまだ不慣れな点も多く、最初のダイビング体験のときには不安でいっぱいでした。
そんなとき、いろいろと教えてくださり、海の中では綺麗な魚やビュースポットを見つけては知らせてくださったのがA夫妻でした。
A夫妻は知り合ったきっかけもダイビングだというくらいのベテランのダイバーで、大げさではなく、世界中の海に潜ってこられたようです。
海というものは不思議なもので、これほどはなく美しいと同時に恐ろしいものでもあります。ダイビング中、船を見失ってしまえば命を落としますし、得体のしれない海洋生物に襲われる可能性だってないとは言えません。
そんな体験をともにするということは、通常以上に親近感を感じさせるものなのでしょう。船の中でも、A夫妻とは親しく話すこととなりました。
いろいろと打ち解けて話していくうちに、A夫妻もまた、古代史に興味を持つことがわかりました。
私は岡本太郎氏の絵から縄文文化に興味をもつという、いわば邪道から入ったのですが、関西に住むA夫妻は、幼いころから古墳を身近に感じ、遺跡巡りをしているうちに、古代に興味を持つようになったと言います。
A夫妻は、私がクルーズ旅行にはまるきっかけとなったエーゲ海クルーズにも参加されたということで、話しが盛り上がったのですが、私たち夫婦が表面的なことしか気付かなかったのに対し、A夫妻はギリシャと日本の古代史の類似点などにも深い興味を持ったと言います。
なんでも、ギリシャ神話と日本神話にはいくつもの共通点があるそうなのです。(日本人にも身近なギリシャ神話参照)
私も最近になって知ったのですが、例えばイザナギの黄泉の国探訪は、オルフェウスの冥界への旅と大変似ています。
そんなことをのんびり考えるには、船の旅は最適だとA夫妻は笑っておられました。
そしてA夫妻と私たちは、旅行の終わりに、次のクルーズ旅行を一緒しようと約束しました。
普通のダイビング旅行だと、潜るポイントは一つか、複数あってもそれほど距離が離れていないので魚の種類はあまりヴァラエティを期待できませんが、寄港先でダイビングをできるクルーズ旅行ならば、さまざまな海に潜ることができるのが長所なのだそうです。
確かに、あちらこちらの海に潜れるクルーズ旅行は、ダイビング好きにはたまらないでしょう。それに、経験の浅い私たち夫婦にとっても、ダイビングの後、疲れた体を休めながら波の音を聞いている時間は、変えがたいほどに素晴らしいものだと感じられます。
次の旅行は来年か再来年となりそうですが、その間に少しはダイビングの腕を磨いておこうと妻と話し合っています。